第17回JKYBライフスキル教育セミナーのプログラムが決まりました

第17回JKYBライフスキル教育セミナーのプログラムが決まりました。
プログラムの概要を紹介します。

プログラムのダウンロートはこちら

09:45〜11:30
レジリエンシーとメンタルヘルス,危険行動との関係(講師:神戸大学名誉教授 川畑徹朗)
【レジリエンシーは,「人生上の変化や課題に適応し,困難な時に回復する能力や特性」と定義され,メンタルヘルスの向上や,いじめなどの危険行動の未然防止と密接な関係があります。
本セッションでは,レジリエンシーを構成する具体的要素を明らかにし,学校において子どもたちのレジリエンシーを育てるためのライフスキル教育の進め方について体験的に学びます】

11:45〜12:30
韓国の子どものメンタルヘルス,危険行動の現状とその背景要因 (講師:(前)韓国東洋大学警察犯罪心理学科助教授 宋 昇勲)
【日本と教育システムを含む社会的システムが似ている韓国は、青少年が抱える問題も類似したものが多いです。近年韓国では,児童・青少年の自殺者数や自殺率が増加傾向にあり,メンタルヘルスの問題を抱えている子どもたちが増えています。
本セッションでは,韓国の子どもたちのメンタルヘルスや危険行動の現状とその背景要因について検討し,日本の子どものメンタルヘルス改善について一緒に考えます。】

13:30〜15:00
セルフエスティーム(健全な自尊心)を育てる(講師:川畑徹朗)
【セルフエスティーム研究の第一人者であるナサニエル・ブランデンは,「セルフエスティームが高ければ,それだけ逆境に立ち向かう力が強くなります。たとえくじけても,立ち直りが早いほどストレスに強くなり,絶望や敗北に屈服することはなくなるでしょう」と述べています。つまり,セルフエスティームこそがレジリエンシーの本質であると捉えているのです。
本セッションでは,セルフエスティームを育てるための具体的方法について体験的に学びます。】

15:15〜16:00
小学校におけるライフスキル教育の実際(講師:文部科学省総合教育政策局防災教育係員 吉田 聡)
【JKYB ライフスキル教育プログラムは,セルフエスティームを中心とする各ライフスキルの育成を目指しています。
本セッションでは,セルフエスティーム,意志決定,目標設定,ストレスマネジメント,コミュニケーションなどの各ライフスキルの内容や指導法について,小学校5 年生用プログラムを通して体験的に学びます】

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