第11回JKYBライフスキル教育セミナーのプログラムが決まりました。
プログラムの概要を紹介します。
プログラムのダウンロートはこちら
09:45〜11:00
いじめの影響と一次予防の重要性 (講師:神戸大学名誉教授 川畑徹朗)
【いじめは,被害者や加害者だけではなく目撃者に対しても深刻な影響を及ぼすこと,いじめ防止対策の根幹は一次予防(未然防止)であること,いじめを効果的に防止するためには,いじめの起こりにくい「環境づくり」といじめをしない,受けない,見逃さないための「個人的能力の形成」の二つを柱とするヘルスプロモーションの考えに基づいた取組が有効であることを,体験学習を通じて学びます。】
11:15〜12:30
レジリエンシー形成を基礎とするいじめ防止「ユニット1」の理論と実際 (講師:川畑徹朗,文部科学省総合教育政策局防災教育係員 吉田 聡)
【思春期の子どもたちが人生の中で起こる様々な困難な状況を乗り越えて生きて行くために必要な能力や特性であるレジリエンシーを育てることに焦点を当てたJKYBいじめ防止プログラム「ユニット1」の概要を知り,具体的学習活動を体験します。】
13:30〜14:45
目撃者の行動変容に焦点を当てたいじめ防止「ユニット2」の理論と実際 (講師:川畑徹朗,吉田 聡)
【いじめを早期に収束させるために目撃者が果たす役割は極めて大きいことを理解し,目撃者が被害者を助ける行動を促進することに焦点を当てたJKYBいじめ防止プログラム「ユニット2」の概要を知り,具体的学習活動を体験します。】
15:00〜16:00
メディアリテラシーを育てる(講師:大阪公立大学研究員 宋 昇勲)
【デジタル技術の発達とそれに伴うコミュニケーションパラダイムの変化はメディアの概念を広げています。1人メディア,個人メディア放送など誰でも簡単にメディア情報を発信できるが,中には間違った情報や歪曲された情報も多いです。そのため,メディア情報の中で自分に必要な情報だけを批判的に分析し,取捨選択する能力,メディアリテラシー能力が必要不可欠です。本セッションでは,デジタルメディアを中心にメディアが及ぼす影響を確認し,メディアを賢く使えるためのメディアリテラシーについて学習します。】