JKYBライフスキル教育ワークショップかごっま(鹿児島)2018のプログラムが決まりました

JKYBライフスキル教育ワークショップかごっま(鹿児島)2018のプログラムが決まりました。
プログラムの概要を紹介します。

プログラムのダウンロートはこちら

 

8月10日(金)
10:00~12:20
初参加者コースライフスキル教育の理論的基礎(川畑徹朗)
【知識中心型・脅し型の健康教育の失敗を踏まえて,行動変容に有効な健康教育を追究する中で,メディアや周囲の人々の行動や態度などの社会的要因への対処能力の形成に焦点を当てた健康教育,そしてライフスキルの形成に焦点を当てた健康教育が生まれてきたことを,ブレインストーミングなどを取り入れたグループワークを中心に学習します。】

経験者コース「よく聞く」ことについて考え体験し振り返る(西岡伸紀)
【コミュニケーションスキルの「よく聞く」ことは,良好な対人関係を形成したり相手のセルフエスティームや心の健康に寄与したりします。ここでは,「よく聞く」ことについて体験的,対話的に学習し,スキルの習得を図り,理解を深めます。具体的には,「よく聞く」ことの意義,そのための工夫や行い方(要素)について考え,演習でそれらを活用してみて,「よく聞く」ことの意義
や行い方について振り返ります。また,日常生活への応用について考えます。】

13:30~17:00
初参加者コースJKYB喫煙防止教育プログラムNICEIIの理論と実際,及び飲酒,薬物乱用防止教育への発展(西岡伸紀)
【喫煙防止教育は,飲酒や薬物乱用の防止教育にも適用でき,汎用性の高いものです。ここでは,急性影響(科学的情報)の学習を紹介した後,それらも活用して,酒やたばこの広告を批判的に見る能力(批判的思考力)を育成する学習を体験し,批判的に見ることについて協議します。広告分析の結果の表現法について考えることも楽しいものです。】

経験者コース:レジリエンシー(精神的回復力)形成を基礎とするいじめ防止プログラム〜いじめ目撃時の行動に焦点を当てて〜(川畑徹朗)
【いじめを⽬撃した児童⽣徒が,被害者を助ける⾏動を取れるように⽀援することは,いじめ防⽌の観点からも,⽬撃者のメンタルヘルスの向上という観点からも極めて重要です。本セッションでは,いじめ⽬撃時の⾏動に焦点を当てたいじめ防⽌プログラムの内容と⽅法について体験的に学習します。】

 

8月11日(土)
09:30~12:20
初参加者コースセルフエスティーム形成教育の理論と実際(川畑徹朗)
【セルフエスティームは,私たちが人生の逆境に直面した時に立ち直る力を与えてくれるものであり,レジリエンシー(精神的回復力)の本質的要素であると考えられます。本セッションでは,セルフエスティームの定義とその重要性,セルフエスティーム形成に関わる要因,学校教育における系統的なセルフエスティーム形成教育の内容について学ぶとともに,セルフエスティームを高めるための具体的学習活動の例として,「私のコラージュ」作りを体験します。】

経験者コース対人関係の意志決定,コミュニケーション(西岡伸紀)
【対人関係課題への対処には,言語的,非言語的コミュニケーション,自己主張の要素等が活用できますが,意志決定スキルも有用です。課題について様々な選択肢や予想される結果を考えることが,コミュニケーションの内容や具体性を広げることになります。ここでは,対人関係課題に意志決定スキルを用い,効果的なコミュニケーションのあり方について考え,対処法を演習します。】

13:30~16:00
共通コースJKYBプログラム「ライフスキルを育む思春期の心と体」(川畑徹朗)
【本プログラムは,思春期というストレスフルな時期を戸惑いながら生きる子どもたちが,遭遇する様々な困難をしなやかに乗り越え,自立した大人へと成長していくために必要な特性や能力を育てることを目指しています。本セッションにおいては,セルフエスティーム,ストレス対処スキルなどのライフスキル,ソーシャル・サポート感の形成にかかわる内容について体験的に学習します。】

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