第27回JKYBライフスキル教育・健康教育ワークショッププログラムが決まりました

第27回JKYBライフスキル教育・健康教育ワークショップのプログラムが決まりました。
プログラムの概要を紹介します。

プログラムのダウンロートはこちら

 

7月26日(木)
10:00~12:30
初参加者コースライフスキル教育の理論的基礎(川畑徹朗)
【知識中心型・脅し型の健康教育の失敗を踏まえて,行動変容に有効な健康教育を追究する中で,メディアや周囲の人々の行動や態度などの社会的要因への対処能力の形成に焦点を当てた健康教育,そしてライフスキルの形成に焦点を当てた健康教育が生まれてきたことを,ブレインストーミングなどを取り入れたグループワークを中心に学習します。】

経験者コースおやつの選択ー砂糖・食塩・食物繊維(春木 敏)
【成長と共に,児童生徒が主体的に選んで食べる機会となるおやつの選択は,生涯の食習慣へと繋がる大事な食育の機会となります。砂糖・食塩を食べ過ぎない,食物繊維を積極的に食べるとよいことを基本知識として学習し,日々のおやつ選択行動へと展開する中で,成人期における生活習慣病予防と連動する食育推進にトライしましょう。】

13:45~17:00
初参加者コースJKYB食生活教育プログラム(春木 敏)
【日々の食の営みは,生涯の健康管理に欠かせないものであり,幼少期における食習慣がベースとなります。JKYB食生活教育プログラムは,プリシードモデルをベースに構成され,知識・態度/ライフスキル・社会資源/身近な人の態度・行動により,健康的な食行動形成・維持を目指します。“食品表示を読む”“バランス朝ごはんを毎日食べよう”を用い,ライフスキル教育の基礎と要点を学びます。】

経験者コースJKYBプログラム「ライフスキルを育む思春期の心と体」(川畑徹朗)
【本プログラムは,思春期というストレスフルな時期を戸惑いながら生きる子どもたちが,遭遇する様々な困難をしなやかに乗り越え,自立した大人へと成長していくために必要な特性や能力を育てることを目指しています。本セッションにおいては,セルフエスティーム,ストレス対処スキルなどのライフスキル,ソーシャル・サポート感の形成にかかわる内容について体験的に学習します。】

 

7月27日(金)
09:30~12:30
初参加者コース
:JKYB喫煙防止教育プログラムNICEIIの理論と実際,及び飲酒,薬物乱用防止教育への発展(西岡伸紀、吉田 聡)
【喫煙防止教育は,飲酒や薬物乱用の防止教育にも適用でき,汎用性の高いものです。ここでは,急性影響(科学的情報)の学習を紹介した後,それらも活用して,酒やたばこの広告を批判的に見る能力(批判的思考力)を育成する学習を体験し,批判的に見ることについて協議します。広告分析の結果の表現法について考えることも楽しいものです。】

経験者コース1歯と口を教材とした健康教育プログラム(武井典子)
【子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けては,「どのように学ぶか」が重要です。歯と口の健康教育は,そのための素晴らしい教材です。今回は,多くの子どもや家族が経験しており,自分の目で観察しやすい歯と口を教材としての特徴を活用した,「主体的・対話的で深い学び」の教材としての意義,さらには意志決定スキルを適用して「どのように学ぶか」について体験学習を行います。】

経験者コース2レジリエンシー(精神的回復力)形成を基礎とするいじめ防止プログラム〜いじめ目撃時の行動に焦点を当てて〜(川畑徹朗)
【いじめを目撃した児童生徒が,被害者を助ける行動を取れるように支援することは,いじめ防止の観点からも,目撃者のメンタルヘルスの向上という観点からも極めて重要です。本セッションでは,いじめ目撃時の行動に焦点を当てたいじめ防止プログラムの内容と方法について体験的に学習します。】

13:45~16:00
初参加者コース:セルフエスティーム形成教育の理論と実際(川畑徹朗)
【セルフエスティームは,私たちが人生の逆境に直面した時に立ち直る力を与えてくれるものであり,レジリエンシー(精神的回復力)の本質的要素であると考えられます。本セッションでは,セルフエスティームの定義とその重要性,セルフエスティーム形成に関わる要因,学校教育における系統的なセルフエスティーム形成教育の内容について学ぶとともに,セルフエスティームを高めるための具体的学習活動の例として,「私のコラージュ」作りを体験します。】

経験者コース「よく聞く」ことについて考え体験し振り返る(西岡伸紀)
【コミュニケーションスキルの「よく聞く」ことは,良好な対人関係を形成したり相手のセルフエスティームや心の健康に寄与したりします。ここでは,「よく聞く」ことについて体験的,対話的に学習し,スキルの習得を図り,理解を深めます。具体的には,「よく聞く」ことの意義,そのための工夫や行い方(要素)について考え,演習でそれらを活用してみて,「よく聞く」ことの意義や行い方について振り返ります。また,日常生活への応用について考えます。】

 

 

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