ライフスキル教育ワークショップ かごっま(鹿児島)2017のプログラムが決まりました

ライフスキル教育ワークショップ かごっま(鹿児島)2017のプログラムが決まりました。
プログラムの概要を紹介します。

プログラムのダウンロートはこちら

ワークショップのポスターのダウンロートはこちら

8月10日(木)
10:00~12:20
初参加者コース:ライフスキル教育の理論的基礎(川畑徹朗)
【知識中心型・脅し型の健康教育の失敗を踏まえて,行動変容に有効な健康教育を追究する中で,メディアや周囲の人々の行動や態度などの社会的要因への対処能力の形成に焦点を当てた健康教育,そしてライフスキルの形成に焦点を当てた健康教育が生まれてきたことを,ブレインストーミングなどを取り入れたグループワークを中心に学習します。】

経験者コース:健全なボディイメージの形成~自身の良いところに目を向けよう~(早見直美)
【思春期は,やせたい,大きくなりたいなど,自身の体型に悩みを持ちやすく,不健康な食行動など健康行動に影響します。自身の身体ができることに目を向けられるよう,ブレインストーミングなどのグループワークにより,個々の良さに気づき,自己受容を促す身体のセルフエスティームを高めるアプローチを学びます。】

13:30~17:00
選択コース1:レジリエンシー(精神的回復力)形成を基礎とするいじめ防止プログラム〜いじめ目撃時の行動に焦点を当てて〜(川畑徹朗)
【JKYBライフスキル教育研究会が実施した調査によれば,レジリエンシーの高い子どもは,被害者にも加害者にもなりにくく,加えていじめを見た時に被害者を助ける行動を取りやすいことが明らかになりました。本セッションでは,いじめを目撃した時に子どもたちがとる行動と特にかかわりが深い意志決定スキルをいじめにかかわる問題状況に適用する練習をします。】

選択コース2:JKYB食生活教育プログラム~日々の食生活へつなぐ主体的な学習の理論と実践~(早見直美)
【日々の食の営みは,生涯の健康管理に欠かせないものであり,幼少期における食習慣がベースとなります。JKYB食生活教育プログラムは,プリシードモデルをベースに構成され,知識・態度/ライフスキル・社会資源/身近な人の態度・行動により,健康的な食行動形成・維持を目指します。“食品表示を読む”“バランス朝ごはんを毎日食べよう”を用い,ライフスキル教育の基礎と要点を学びます。】

8月11日(金)
9:30~12:20
初参加者コース:セルフエスティーム形成教育の理論と実際(川畑徹朗)
【セルフエスティームは,私たちが人生の逆境に直面した時に立ち直る力を与えてくれるものであり,レジリエンシー(精神的回復力)の本質的要素であると考えられます。本セッションでは,セルフエスティームの定義とその重要性,セルフエスティーム形成に関わる要因,学校教育における系統的なセルフエスティーム形成教育の内容について学ぶとともに,セルフエスティームを高めるための具体的学習活動の例として,「私のコラージュ」作りを体験します。】

経験者コース:小学校低・中学年用プログラムの紹介 ~パートⅡ~(池田真理子)
【小学校4年生用プログラム「友達をしょうかいしよう」について,趣旨,授業内容,児童の反応およびその他の教育場面での活用等について紹介します。
上手に話を聞くためのポイントを意識したインタビューの仕方を知ると共に,他者に自分の良さを紹介してもらう心地よさを実感することができる内容です。セルフエスティーム形成スキル向上をねらいとしたプログラムを一緒に体験しましょう。】

13:30~16:00
選択コース3:ストレスに関する教育〜ストレスと上手につき合うために〜(川畑徹朗)
【近年の研究によれば,ストレスは私たちの行動や健康に必ずしも悪影響のみを与えるわけではなく,充実した人生やさらなる成長につながるポジティブな側面を持っていることが明らかになりつつあります。本セッションでは,「前向きな自己会話」などの体験学習を通じて,困難な状況にあっても,積極的に対応することの価値を学びます。】

選択コース4:メディアリテラシーの形成~身近な情報を読み解く力を身につけよう~(早見直美)
【スマホ利用が広がり,私たちの生活には多くのメディア情報があふれています。しかし,情報の中には不健康な行動を誘発するものもあります。本セッションでは身近な食生活を題材として,メディア情報を読む力,賢く情報を使う力である “メディアリテラシー”を身に付ける方法を学びます。】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です