第27回JKYBライフスキル教育セミナー(伊丹)のプログラムが決まりました

第27回JKYBライフスキル教育セミナー(伊丹)のプログラムが決まりました。プログラムの概要を紹介します。

プログラムのダウンロートはこちら

10:00~12:00
初参加者コース
ライフスキル教育の理論的基礎(講師:神戸大学名誉教授 川畑徹朗)
【知識中心型・脅し型健康教育に代表される古典的健康教育の失敗を踏まえて,行動変容に有効な健康教育を追究する中で生まれたライフスキル教育の理論的基礎について,体験学習を通して学びます。 またセルフエスティームやライフスキルは,子どもたちが人生上の目標を達成し,他者と協働し,感情をコントロールする能力である社会情動的スキル(非認知的スキル)(OECD,2015)の中核的内容であり,変化する社会の中で自分を見失うことなく,充実した人生を歩むための土台となることについても理解します。】

10:00~12:00
経験者コース

ストレス対処スキルを用いた食育プログラム (講師:大阪公立大学准教授 早見直美)
【健康的な食生活がよいと頭では理解していても,できなくなることがあります。ストレスはその要因のひとつといえます。現代の子どもたちは多くのストレスを抱えています。ストレスがかかると,お菓子をドカ食いする,食欲がなくなるなど食行動へ影響があることが知られています。「ストレスをはねのける(強くなる)」「ストレスに健康的に対処する」方法を身につけ,不健康な食行動を予防し健康的な食生活につなげるプログラムの体験学習を行います。】

13:00~14:30
初参加者コース
新訂・JKYB食生活教育プログラム (講師:早見直美)
【日々の食の営みは,生涯の健康管理に欠かせませんし,また,日々の楽しみでもあります。幼少期における食習慣形成のために,日々の健全な食行動の積み重ねが大切です。
JKYB食生活教育プログラムは,プリシードモデルをベースに構成され,知識・態度/ライフスキル・社会資源/身近な人の態度・行動により,健康的な食行動形成・維持を目指します。それらを基礎に置き,日々の食生活を通じて生きる力を育成します。
プログラム“バランス朝ごはんを毎日食べよう”をベースに,望ましい食生活を楽しみながら,ライフスキル教育の理論と実践を学びましょう。】

13:00~14:30
経験者コース
学校におけるメンタルヘルスプロモーションの理論的基礎(講師:川畑徹朗, 広島県福山市立箕島小学校校長 青山俊美)
【WHO精神保健部局は,全ての児童生徒を対象とした一次予防が,学校におけるメンタルヘルスプロモーションの基礎になるとしています。 本セッションでは,ライフスキル,セルフエスティーム,ソーシャル・サポート感を中心的要素とするレジリエンシー形成を基礎とするメンタルヘルスプロモーションの理論的基礎について理解するとともに,レジリエンシーの形成を目指す「ユニット1」の学習活動を体験します。】

14:40~16:10
学校におけるメンタルヘルスプロモーションの実際(講師:青山俊美)
【JKYBメンタルヘルスプロモーションプログラムは,レジリエンシーの形成を目指す「ユニット1」と,メンタルヘルスの向上に直接かかわる「ユニット2」から構成されています。本セッションでは,5年生のプログラムの中から,ストレスマネジメントスキルの形成に関わる「ユニット2」の学習活動を体験します。】

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