第21回JKYBライフスキル教育セミナー(山形)のプログラムが決まりました。プログラムの概要を紹介します。
プログラムのダウンロートはこちら
10:00~12:00
学校におけるメンタルヘルスプロモーションの理論的基礎(講師:神戸大学名誉教授 川畑徹朗)
【WHO精神保健部局は,学校におけるメンタルヘルスプログラムを一次予防,二次予防,三次予防に分け,全ての児童生徒を対象とした一次予防が,学校におけるメンタルヘルスプロモーションの基礎になるとしています。そして,一次予防をさらにライフスキル教育と狭義のメンタルヘルス教育に分けて,ライフスキル教育が一次予防の基盤になるという考えを提唱しています。
本セッションでは,WHOのモデルを発展させ,ライフスキル,セルフエスティーム,ソーシャル・サポート感を中心的要素とするレジリエンシー形成を基礎とするメンタルヘルスプロモーションについて理解を深めます。】
13:00~14:30
JKYBメンタルヘルスプロモーションプログラム「ユニット1」(講師:川畑徹朗)
【JKYBメンタルヘルスプロモーションプログラム「ユニット1」は,レジリエンシーの形成を目指すものであり,本プログラムの基礎となります。
本セッションでは,5年生のプログラムの中から,セルフエスティームの柱の一つである自己尊重感の形成にかかわる学習活動を体験します。】
14:45~16:15
小学校低・中学年用ライフスキル教育プログラムの実際(講師:就実大学 非常勤講師 池田真理子, 福山市立箕島小学校校長 青山俊美)
【小学校低学年から,発達段階に応じたライフスキル教育を実施することで,社会性や他者と関わる力が,より効果的に育成できると考え,小学校低・中学年用ライフスキルプログラムを作成しました。
本セッションでは,小学校低・中学年用のプログラムの基本的な論理と内容を紹介し,体験的に学びます。どの子も「自分が好き」「自分にはやればできる力がある」と感じることができる児童の育成を目指します。】